私は学生時代、なかなか友達を作ることができませんでした。不登校まではいかなかったけど、ちょっと気を抜いたり、もしくは親がもっと優しければ、不登校に完全になっていたと思います。私の場合はなかなか親が休ませてくれなかったと言うこともあって、不登校になることができなかったけど、不登校になってしまう人の気持ちはめちゃくちゃわかる方だと思います。
何とか高校まで卒業してできるとなって、高2あたりから進路を決める時期になり、もうこれ以上学校には行きたくないと心から思っていました。でも親には、何か将来の役に立つことをしなさいと言うことで、アルバイトではなく勉強してほしいと言われました。
何でも親の言いなりなるタイプではなかったけれども、誰かと会うと言う意味では、アルバイトだって一緒だったので、それだったらもう少し自分がやりたいことを探してみようと思って、いろいろ見ていたら声優養成所を見つけたのです。小さい頃から漫画が大好きで、アニメを見るのが本当に1番の息抜きでした。漫画家になるほど絵の才能はないし、なりたいとも思わないですかといってストーリーを作れる人でもないし、色塗りが上手なわけでもないし、でも何かを表現することは嫌いじゃないなと思いました。
それで声優養成所に行くことになったのです。声優養成所はどこにでも入れると思っていたけど意外と難しくて、何か受けたけど1つしか合格しませんでした。そして声優養成所に通うようになったのですが、その声優養成所行くようになって本当に人生が変わったんですよね。
声優養成所が楽しくて仕方ないのです。何故かと言うと、自分と同じような趣味を持っている人がたくさんいるからです。こんなに話が合う人と出会えると思っていなかったと思う位、声優養成所の友達と遊ぶのは本当に楽しかったです。